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2009.06.16    kokua ぶんぶん通信鑑賞会

kokuaを立ち上げたとき、ふたつの目的があった。
ひとつは、環境問題のことを食べ物を通してつたえていくこと。
もうひとつは、売り上げを環境活動の団体に寄付すること。
マーケットに参加して得たお金は、材料費と交通費をのぞき、
寄付するために1年、とっておいた。
そして、1年経った4月、みんなで話し合い、鎌仲ひとみさんの来春、公開の映画
『ミツバチの羽音と地球の回転』へ寄付することにした。
「寄付した」と大声で言えるほどの額ではないけれど
kokuaとしてやったことが、すこしでも役に立てるのならうれしいし
最初の目的は(ちいさいけれど)達成できた。


1年、kokuaをやってわかったことは、材料をオーガニックのものにしているので
材料費がびっくりするほど高いこと。
ちゃんとした野菜、国産のものを使うと、大変なことがわかった。
利益を考えていたら、オーガニックのものは、なかなか使えないと思う。


鎌仲さんの映画に寄付をすると『ぶんぶん通信vol1』をいただける。
今日は、kokuaのメンバー、末ちゃんのお宅で『ぶんぶん通信』をみんなで見た。
わたしも含め、ほかの2人もすでに見ていたけれど、
何度、見てもぐっと引きこまれる。
はじめて見た、末ちゃんと京子さんは、真剣な顔をしていた。
90分後、みんな、なんとも言えない気持ちになった。
わたしたちは、民主主義の国にいると思っているけれど
ほんとうの民主主義ではないのかもしれない・・・・・と、そんな思いを抱いてしまう。
取材先の祝島は、遠いところでは決してない。
日本のあちこちで、問題はちがうけれど、おなじ構造の問題が起きている。
末ちゃんの実家は、祝島の近くらしく、
そんなことが起こってるのを知らなかったと言っていた。


そのあと、今度は、昨年、毎日放送で放映された、
京都大学の小出先生のドキュメンタリーを見た。
これは、知り合いの人からいただいたもの。
小出先生が、原子力の研究をしながら、どうして原子力反対になったか
いま、どういう立場なのかをていねいに追っている。
深夜に放送されたものらしいけれど、よく、こんな番組を作り、放送できたと思う。
きちんと作られているし、本当のことがわかる。
小出先生は、国立大学にいながら、国策である原子力に意義を唱えている。
それができるのは、京都大学だから・・・・・ということがあるらしい。
でも、ずっと助教授のまま。
それが、小出先生の置かれている立場を表している。
最初は、原子力に夢を持ち大学で学んでいたけれど、知れば知るほど危険な物だとわかり
反対するようになったそう。
そんなふうに声を上げている研究者は、ごくわずか。
小出先生が、番組の最後のほうで
「結局、どう生きていきたいのかということだと思う」と言っていた。
ほんとうにそうだと思う。
原子力だけでなく、環境問題も、食べ物も、生き方なのだと思う。
ひとつの問題ではなく、みんなつながっている。
ミキさんが、小出先生のことを「まっとうな人」と言っていた。
わたしもそう思う。


ミキさんは、kokuaに新しく参加してくれる人。
いままで環境問題の会などで、何度かすれちがっていた。


今日は、kokuaの勉強会になった。
情報交換して、考え、感じたことを話すことは大事だと思う。
そして、こんなテーマで話せる人がまわりにいることは、こころ強い。

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